刺繍も色あせない!校旗の保管方法と注意点まとめ

こんにちは、金田です。

営業一筋35年頑張ってきました。

最近、校旗の修理のご依頼をお受けする機会がある中で、気づいたことがあります。

使用年度が短い割りに傷んでいたり、逆に長年お使いなのにきれいなものもある。おそらく、取り扱いや収納方法の違いがあるのだと思います。

そこで今回は、校旗の保管方法についてお話しいたします。

校旗の収納ケース(保存箱)には2種類ある

使用後は保存箱に入れて収納しましょう。

保存箱には、単式と親子式があります。

こちらは親子式トランクです

単式:旗と附属品を一緒に収納します。
親子式:旗と附属品を別々に収納します。
※親子式がおすすめです。

刺繍部分が曲がらないように、収納します。

刺繍部分に布団を置きます。

折りジワがつかないように、大きく、優しく畳みます。

風呂敷にくるんで保管してください。

親子式のトランクの収納方法

畳んで風呂敷で包んだ旗を、ケースに入れます。

付属品はもうひとつのケースに収納します。

単式のトランクの収納方法

単式の場合、先に附属品をいれます。

その上に旗をのせます。

単式は巾が狭く刺繍をまげて入れます。

校旗を扱う際の注意点

最後に、校旗を扱う際の注意点についてです。

防虫剤の使用と虫干しについて

防虫剤は生地や刺繍部分に触れないようにしましょう。

1年に1~2回、風通しの良い日陰で虫干しすることで、虫やカビを防ぐことができます。

保管場所

高温多湿の場所は避けて保管しましょう。

直射日光の当たらない、風通しの良い場所を選びましょう。高温や湿気は色移りの原因になることがあります。

  

取り扱い時の注意

基本的には屋内でご使用ください。

雨や水に濡れると、生地や刺繍にしみができる原因になる可能性があります。

日光や蛍光灯が当たる場所に長時間放置すると、旗生地部分が日焼けしてしまいますのでご注意ください。

旗棒に旗を取り付けた状態で振り回したり無理な力を加えないように、注意してください。

また旗の附属品は取り付けの際、落下した衝撃で傷つく恐れがありますので、取り付の際は注意しましょう。

旗の飾り紐の房部分は、力を加えると解ける恐れがあるため、注意して取り扱いましょう。

校旗は、旗生地・下絵・刺繍・仕立てと多くの人の思いと手間をかけて仕上げられております。末永く使って頂ければ幸いです。

ありがとうございました。

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