社名旗(神社)の新調【茨城県】

鹿嶋神社様の社名旗をお納めさせていただきました。

大きさは、60cm×200cm、
仕様は、表面が金襴地にミシン刺繍、裏面がブロード地にミシン刺繍を施し、吊り房・飾り房付きの横棒を通して、
仕上げをおこなわせていただきました。

先代の旗の新調のご用命を賜るかたちとなりました。
先代の旗は今の場所から持ち出すことができませんでしたので、寸法と写真を頂いて下絵作成をスタートしました。

下絵はいつもの職人さんに書いてもらいます。
コンピューターにも数多くの書体が入っていますが、このような旗に合う書体というのは殆どありません。
細すぎたりポップ過ぎたりしますので、
ロゴや書体の指定がある場合は別ですが、
弊社ではこのような旗の文字は基本的には、職人さんに書いてもらいます。

1.生地は金襴を。

① ボタン柄(赤)
② 和柄(朱)
③ 野菊柄(赤)
④ 唐草柄(朱)
⑤ 竜柄(朱)
⑥ 菊柄(朱)
⑦ 菊ちらし柄(赤)
⑧ 菊ちらし柄(朱)
⑨ たけのこ柄(赤)
⑩ 火炎柄(朱)
⑪ 菊六釜柄(赤)
⑫ 佐賀地(朱赤)

市内の金襴専門店まで出向き、生地を見せてもらい、写真に収めてお客様に送ります。
まずは一次選考として12種類の生地サンプルの写真をメールでご確認いただき、
一次選考を通過した生地は、現物をお送りして御覧いただき、そこから厳選して1つに決めていただきました。


2.刺繍はミシン刺繍。

表面は文字と紋が盛り上がるように、
裏面はシャープな文字になるように、
別々の職人さんに刺繍をしてもらいました。


3.仕立ては、こころを込めて。

横棒、吊り房、飾り房をつけて完成です。
今回は旗竿や台はお持ちでしたので、旗のみお納めさせていただきました。

現物(先代の旗)をお借りすることができない場合でも、
現状のクオリティやテイストを損なうことなく、ご要望とご期待にお応えするために、
丁寧に打ち合わせを重ねさせていただきました。

生地が決まってからの納期は、約1カ月でした。


一般的に神社で使われる社名旗は染めのタイプと刺繍のタイプの2種類に分かれるようです。
今回は刺繍のタイプのご注文でした。

先代の旗を引き継いで、
“喜びの旗”となりますように。

旗のことなら京都・平岡旗製造株式会社にお任せください。

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