高校生の陸上大会優勝旗の新調【群馬県】

「群馬県高等学校対抗陸上競技大会」の優勝旗を新調させていただきました。

正絹綾錦地に金銀糸・色糸ミシン刺繍を施した本格仕様の優勝旗 三本を納めさせていただきました。
こうした大きな規模の大会の開催も少なくなってきている現状がありますので、
提案させていただく側としましても、かなり力が入りました。

絵柄は3枚とも同じ仕様で、色分けにより「男子一部」、「男子二部」、「女子」の三部門を分類したいというご要望から、
「男子一部」=縹(はなだ)色地、「男子二部」=グリーン色地、「女子」=京紫色地
という色分けで表現させていただきました。

「男子」=青系統、「女子」=赤系統 という、いわゆる既成概念的な発想をされていないところに、
教育現場において、多様性を尊重されていることがうかがい知れるように思われました。

また、
本年の開催より新しい優勝旗をお披露目したいというご要望から、
逆算して納期が1ケ月半で収められる最適なものという条件が加えられました。
最終的に、提案させていただいた複数の候補の中から、
“鷲と月桂樹”の既製柄のミシン刺繍仕様で、製作させていただくことになりました。

さらに、
”優勝”のニ文字に、“こだわり”をお持ちであるということでしたので、
頂戴したサンプルをもとに、字体の原型を拾い出し、アレンジを加えさせていただくことで、ご要望に応えさせていただきました。

この製作背景は、弊社ブログ 「下絵作成現場より【新入社員の「はたづくり」奮闘記】Vol.7」 にて、紹介させていただいています。

優勝旗が3枚も揃いますと、かなりのインパクトがあります。

今回、新調させていただくなかで、
現在の優勝旗におきましても、とても重厚な仕様でありますので、“恥ずかしいもの”はおすすめできないということを大前提として、
少しでもご要望、こだわり、ご期待にお応えすることが、
“旗のコーディネーター”としての責務だという想いを持って、しっかりとご提案させていただきました。

今年で「第74回」開催となる伝統ある大会が、さらにその歴史を積み重ね、
この優勝旗が、生徒の皆様はもちろん、学校関係者、保護者の方、地域の方にとって、「喜びの旗」となりますように、
心を込めて、納めさせていただきました。

ご依頼主様の「“優勝旗”にかける想い」を具体的な形で表現できるように、これからも取り組んでまいりたいと思っております。

今年の大会におきましては、
残念ながら、9月開催の予定が、新型コロナウイルス感染拡大に影響で、10月に延期されるとうかがいましたが、
新型コロナウイルスに負けることなく、新調された優勝旗が、大会に華を添えてくれることを信じています。

今回、弊社ホームページより、ご依頼をいただきました。
優勝旗のことなら京都・平岡旗製造株式会社にお任せください。

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