日の丸交換作業 【8月30日 月曜日 大安】

8月27日金曜日にとある用事でビル屋上へ上がりましたところ、
ポールに掲げられている日の丸が傷んでいることに気付きました。

やはり、旗を製造している会社としては、あまりボロボロの国旗を上げている訳にもいきませんので、
30日 月曜日が大安ということもあり、30日の朝一番に交換することにしました。
ちょうど天気予報も晴れなのは幸いでした。

交換当日、朝一番で屋上へ上りますと天気は快晴。
絶好の日の丸交換日和です。

まずは、古い旗を降ろす作業からスタート。
ロープをたぐり寄せることで古い国旗が降りてきます。
この時にロープの傷み具合も同時にチェック。
ロープが傷んでポールの滑車を通らなくなったら一大事です。
このロープ、まだまだ大丈夫そうでした。

降りてきた日の丸を見て驚いたことが、2つありました。

1つ目は、思ったよりも破れがあったこと
これは旗が風でなびいたときにポールとは逆側の先端部分に力がかかるようで、そこが一番損傷していました。
生地は一度破れてしまうとそこからどんどん広がっていくことになるので、気を付けて見ておく必要があります。

2つ目は、ポールと旗をつないでいるスイブル・フックという真鍮製の器具がありますが、
それがかなりすり減っていたということです。
スイブルとフックがかみ合って旗を支えているのですが、やはり真鍮同士ということと、
風の強さの2つの要因があって、すり減っているようです。
真鍮も柔らかいものではないのですが、旗にかかる力はかなり大きいのだと、改めて認識しました。

旗の交換のタイミングでしか感じられないことですので、実際に見ることが出来てよかったと思います。

古い旗を降ろした後、いよいよ新しい日の丸をあげます。
ビル屋上ですので風が強く、ポールにロープが絡まっていたのでまずは、それをほどくことからスタートしました。

準備が完了すれば、ようやく日の丸を掲揚。
ポールのロープに新しい日の丸を付けて紐を引いていきます。
ちなみにこの日の丸のサイズは140cm×210cm、生地はテトロンツイルを使います。
(弊社では、日の丸の製造工程で染めや仕立ての際に汚れてしまう場合がありますので、そういうワケあり日の丸を屋上に使っています)

快晴の空に上がる日の丸。その日は風も強く、旗が綺麗になびいていました。
青空に日の丸の白と赤がよく映えます。美しい国旗だと思います。
その光景が想像した以上に綺麗で見惚れてしまいました。

こうした気持ちにさせてくれるのは、
日の丸が「喜びの旗」の象徴であるからこそだということを、再度、確認できました。

ちなみにこの光景はインスタグラムにも掲載しているので是非見てください。
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弊社では、国旗の交換はこれまで社長がしておられました。

他社さんのロープ交換等は行いますので、国旗の交換自体は珍しくはないのですが、
今回、こうやって自社ビルの国旗の交換は初めてでしたので、
その場面を見ることができて、新鮮ですごくいい経験になりました。

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